コロナウイルス感染予防の日々~我が家の日記的な話~
こんにちは、日本知育玩具協会・知育玩具マイスター/認定講師の船越智子です。
今日は、昨今で一番のトピックスといっても良い話題、コロナウイルス感染予防の日々について書きたいと思います。とはいえ、手洗いうがいをとか、そういう話ではありません。わが子の現在、日々どんな風に過ごしているかという、我が家の日記的な話です。
現在全国的に、小中学校では登校ができなかったり、授業が実施されないという状況になっていて、一日を過ごすのに困っている子どもも(そしてそれを見守る大人も)多いかと思います。
私の住んでいる地域でも、小中学校は「自主登校」という呼称で登校したい人だけが短い時間だけ通えるものの授業は実施されないという、実質的な休校です。
児童館など子どもたちの遊び場は、3月中は全面休館が決まりました。友達と集まろうにも集まれない、そんな状況ですね。
制限される中でのわが子の様子
人と思うように会えないところもありながら、それでいて、わが子はなんだか楽しそうです。というのも、「一日の過ごし方も自分で決められる」ということで、あれをしようこれをしようと、いろいろ思うのだそうです。
近くの公園まで自転車に乗って行ったり、家ではドイツゲームをしたり、塗り絵をしたり、囲碁のちょっとした研究をしたり、大好きなウォルドルフ人形を抱いたり…と、目いっぱい遊んでいます。
今日などは「お父さんもお母さんも休みだから、私も休もう~」と、自分から休むことを決めていました。学校大好きなわが子がこんな選択をしたことに驚き!!でした。我が家は夫が土日祝は仕事の人なので、家族みんなでお休みなんてお正月くらいのものです。期せずして、とても新鮮な一日でした。
今日はこんなゲームもしました。「イスタンブール」というゲームです。
そして驚いたことに…
『学校が休みで、たくさん遊べてわーいわーい!宿題もない!勉強なんてしないで遊ぶぞ~~!!』になるのかと思いきや…
わが子いわく、遊ぶのも楽しいけれど、勉強もしてみたいのだそうです。何かやりたい、と。
子どもってこんな時でも、自分の力を試してみたい、出来ることを増やしたいな、そんな気持ちにあふれているのです。
勉強をしなさいと私が叱るようなことも一切なく、ノートや問題集を使って勉強を自らしています。計画まで自分で立てていて驚き!
そして、昨今、自主的に(精力的に?)取り組みはじめたのは、学校の社会科などの発表の機会で学んだプレゼンテーションソフトを使った、旅行記作りです。
今は遠くへ遊びにも行けないので、お正月に家族で行った伊勢神宮への旅とか、2月初旬に行った支援学級のお別れ遠足とかの時の写真を、先のプレゼンテーションソフトでまとめていってました。意外と手際が良く、アニメーションまで使っていて…ちょっとプロっぽい!なんて思うのは、親ばかでしょうか。こんなこともできるようになったのだと、これまた驚きました。
なんだか楽しいのは子どもだけでなく
この状況で、大人は特に、思うようにできないことも多くあります。私もここのところ、いろいろな場面で調整が上手くつかず、不満があるケースもあります。しかし、子どもの様子を見て成長に気づくことができる機会を与えられたと、そんな風に楽しくとらえることもできる日々だなあと感じてもいます。
思えば、こんなに毎日ずっとわが子と接するなんて、園に入る前のころ以来。それだからかもしれませんが、近くあることで子どもの成長を間近に感じ、驚き、ちょっとした感動もすることが多くあります。
閉塞的なところもある日々ですが、私自身も、前向きに楽しみたいと感じています。
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